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ブラックタイガーは、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』に登場する架空の戦闘機である。デザイン担当は松本零士、加藤直之。 本機のリメイク機体であるコスモファルコンについても本項で記述する。 == 概要 == 地球防衛軍が使用する宇宙戦闘攻撃機である。黄色と黒の大胆な塗り分け(下面は白)と、コックピット両脇に描かれた眼のマーキングが印象的な機体であり、宇宙戦艦ヤマトの2199年航海時の主力艦載機である。 本機以前の地球製航空機は、ガミラス製偵察機を追跡することすら不可能であったが、ヤマトと同様にイスカンダルからのオーバーテクノロジーが盛り込まれた本機は、ガミラスと互角以上の戦闘が可能なほどの性能を有することになった。機体外観は無尾翼デルタに属し、これは後に開発されるコスモ・ゼロ、コスモタイガーIIにも受け継がれる。武装は主翼付根付近にパルスレーザー砲を6門装備。なお、バンダイのプラモデルでは翼下にタンクを懸架している〔ブラックタイガー|商品詳細 、バンダイホビーサイト、2015年9月27日閲覧。〕〔EXモデル ブラックタイガー|商品詳細 、バンダイホビーサイト、2015年9月27日閲覧。〕が、アニメ劇中では実際に翼下に何かしら懸架した姿が描かれたことは無い。 劇中での性能描写は一貫しておらず、第7話では旧地球艦隊の艦砲が効かなかったガミラス艦を機銃掃射であっさり撃沈するシーンがあり、対艦攻撃能力も高いことをうかがわせる描写がされている〔第7話の描写は「ガミラス艦がショックカノン1発で次々と誘爆を起こして沈んでゆく」「超大型ミサイルや反射衛星砲の直撃を受けてもダメージがそれほど重くない」など、ヤマト側(地球側)の攻撃力と防御力が、必要以上に強く描かれている節がある。〕が、逆に第16話のビーメラ星のエピソードでは、1隻のタンカーロケットに手こずっている。 続編である『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』以降の作品では後継機であるコスモタイガーIIに取って代わられ登場しなくなった。しかし、長方形に近いメインスラスターノズル、胴体下面後部に備えられた2枚のベントラル・フィン、シンプルな箱状の胴体部など、コスモタイガーIIには本機との共通点も多い。 元々はコスモ・ゼロがヤマトの主要艦載機である設定だったが、作画の簡略化のため、単純なデザインと色分けのブラックタイガーが新たに設定された。そのため、第1作序盤では原画担当への連絡の不行き届きなどから、ブラックタイガーであるはずの機体が全てコスモ・ゼロで描かれているシーンなどが存在しており〔第4話での着艦シーンなど。〕、時にはブラックタイガーでもコスモ・ゼロでもない謎の機体で格納庫が埋め尽くされているシーンさえある。また、当初本機の機首下部にはシャークマウスが描かれる予定だったが、本編時には白一色に変更された〔『宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX 記録ファイル』P12。〕。そのため既に作画されていた初登場回である第4話の出撃カットには機首下部にシャークマウスの線が残っている〔。 また、『さらば』では、本機の名称にちなんで名づけられた部隊名「ブラックタイガー隊」が、使用機種をコスモタイガーIIに変更した後も受け継がれているという設定が存在したが〔『ロードショー責任編集“さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち”』(集英社)のコスモタイガーIIの説明文にも「ブラックタイガー隊を編成する新鋭機」との記述あり。〕、実際のアニメ劇中では「コスモタイガー」としか呼ばれておらず、「ブラックタイガー隊」の名称は登場しなかった〔なお、『宇宙戦艦ヤマト 完結編』劇中で「コスモタイガー隊」という名称が用いられるまでは、隊名自体が劇中では登場しておらず、「ブラックタイガー隊」の設定がいつまで続いていたかははっきりしていない。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブラックタイガー (宇宙戦艦ヤマト)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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